この夏、同僚が怒り狂って帰って来た時の話。
我々のお昼ごはんは、午後１時を過ぎてからです。一般の会社の休憩時間と合わせると、外食した店が混雑するからというのが大きな理由。なので、僕らは休憩時間を有意義に使っている方だと自負してます。さて先日、１０分前に昼食に出かけたはずの同僚が、オフィスに帰って来ました。それも、そうとう黄昏て…。
「おや、おや。お早い帰還で(笑)。で、何食べて来たん？。」
っと聞いてみると、待ってましたとばかりに同僚のマシンガントークが炸裂！。聞くんじゃなかった….。
「ハンバーガー喰いにいったんや。店も空いとったからな、待っとったんや。そしたら…。」
おいおい、お顔が真っ赤になってまっせ。
「俺の前で順番待ち。一人で５分待ったんや。それでも、クルーがオーダー聞いてくれんのや。」
ほうほう。
「そうこうしとったら、おばはんとおっさんがやって来て、そっちのオーダー取りやがったんや。」
ん？。
「それは無視されたって事かい？。常連なのに。何か悪い事したんちゃう？。」
はい、火にガソリンぶちまけてやりました(笑)。
「ちゃうちゃう。何もしてないよ。あいつら待ってるの分かっててやりやがった。許すマジ。」
許すマジ…何かで聞いた事あるセリフやな。何やっけ….、突っ込まなあかんのに….。
「突っ込まんかいボケェ～。」
スマン、スマン…。あっ、デカレンジャーの黄色の娘かっ…マニアックなモンもって来るなぁ….。（心の声）
「でな、普通、その後に、呼ばんか？こっち。そうこうしとったら、そのおばはんの後ろに人が並んで、腹立ったから帰って来た（怒り）。」
「それは、あかんな。商人として最低やな。許すマジ！。」
「タイムレンジャーかぁ～！（お約束）」
彼の怒りはタイムレンジャーでピークに達し、
「ワシ、順番飛ばされた事よりも、もっと腹立ってる事ある。」
「なんや？。」
「何で、レジ、おばはんばっかりになってんのや！。あいつら日本に来た時、レジはピチピチのねーちゃんしか立ってなかったやんか？。金払てもええくらいの笑顔があったやんか！。なんで、そのまんま世代がスライドしてんねん！。笑顔が０円でも要らんわ。」
って、そこかい！！！！。
夏の暑い日の出来事。
そう言えば、あれ以来同僚は、あのハンバーガーチェーン店には行って無いらしい。よっぽど腹を立てたのだろうと今更ながらに思います。同僚にはアレですが、クルーさんには全く悪気は無かったと思います。ただ、気づきが足りなかっただけの話ですよね。とは言え、全国規模であちらこちらで同じような事が発生して、何も言わずにお客さんが減っていくと考えると恐ろしい話ですね。自覚症状が全く無い身内テロみたいなものですから。
そい言えば、僕がハンバーガー食べに行かなくなったのも、チョットした事が原因だったなぁ。そうだ！同僚のお昼ご飯にハンバーガーとポテトの差し入れしてやろーっと（悪趣味）。
