パソコンのCドライブはどうしてCなの?。
AとBは何処へ行ったの?。
パソコン慣れした僕らにとっては当たり前ですが、
初心者にとって、このCドライブ問題は大問題のようです。
この疑問が解消されない限り前には進めないほどに…。
という事で、消えたA、Bドライブの行方とCドラブの謎を解りやすくご説明します。
どうして、ハードディスクはCドライブなのか?
ドライブ番号はA,B,C,D,E….とアルファベット順に割り振られています。
なので、AドライブもBドライブも存在してます。
このAとBは、フロッピーディスクドライブ(以下FD)が割り当てられています。
「かたじけない、理解申した!」
ご理解して頂ければ有難いのですが、
事はそう単純でもありません。
FDを知らない世代も存在するのです。
下の画像がFDと呼ばれる過去の記憶媒体。
現在でも現役で販売されています。
一般的なFDは、3.5インチタイプを指します。
FDドライブも現役で販売されています。
ここでひつの疑問が浮かび上がりませんか?。
FDには、何故AB2つのドライブが必要だったのでしょうか?。
これにもちゃんとした理由があります。
何故、FDにはAB2つのドライブが必要だったの?
答えは簡単!。
2つのドライブがあった方が便利だったからです。
FDをフォーマットや複製(コピー)する場合、
1つのドライブだけの場合、
データを読み込んでは抜き、
書き込んでは抜くという作業が必要だったため面倒だったのです。
そのため、一度にフォーマットや複製が出来る2ドライブが標準仕様となりました。
この時使用されたドラブ名がAとBだったのです。
その後、HDが登場しCドラブが割り当てられるようになりました。
これらの理由から、HD=Cドライブという図式になったのです。
ちなみにFDには、
- 5インチ
- 8インチ
などの大きなサイズのものがありました。
パソコンがマイコンと呼ばれていた頃の遠い昔のお話です(笑)。