カレーライスはもはや国民食。カレーが嫌いな人間なんて見た事も聞いた事もありゃしない!。だったらどんなに夕食の献立への負担が軽くなるか….。週一でカレーが献立に盛り込めればめっちゃ楽ですわ、ホンマに。困ったことにうちの子、カレーが苦手。その理由が「辛いから!」とか抜かしやがる。なので、この一年の間、試行錯誤しながら様々なカレー作成。結果、辛いカレーから美味いカレーへの改良に成功。今回は、そんな中生まれた、辛く無くて汗が噴き出すカレーの作り方をご紹介します。夏こそカレーでしょ?(笑)。
Amazonでチラッと見つけた「新宿カレー」。息子もこんなカレーなら食べてくれるのかな?。
辛くないカレーのルーは大人のジャワカレー
僕は、息子に「辛いカレーが食べられない」とカミングアウトされてからも、ジャワカレー辛口にこだわって来ました。このルーで辛くないカレーに仕上げる。そうでなければ、美味いカレーは出来ないと思うわけです。それだけジャワカレーは僕のお気に入りのルーなのです(少し高いけど….)。で、辛くないカレーの作り方ですが、これが、至って簡単なのです。多少、調理手間が必要ですが、普通に食べなら汗が噴き出ている様子を見ていると、「してやったり」という気分になります(笑)。
辛くないジャワカレーの作り方
辛くないカレーを作るには、
- 鶏肉を使う
- 玉葱をしっかりと炒める
- 出来るだけ水を使わない
この3つで十分です。これまで、牛肉、豚肉、鶏肉を使ってみましたが、鶏肉が一番味がマイルドで甘く仕上がりました。僕は、骨付き肉の骨を包丁で叩き、骨からエキスが出易くした後、フライパンでしっかりと炒めます。炒めるというよりも、から揚げのように揚げるくらいで丁度いいです。鶏肉を使う事により、味わい深い美味しいカレーは作れますが、これでは、ジャワカレーの辛さが舌を直撃!。大人の辛くて美味しいカレーなら、これで十分です。ここから、辛くないカレーを作るにはもう一工夫が必要となります。
それが玉葱。玉葱の量はジャワカレー1箱に対し、1.5~2個使います。玉葱を炒めると甘くなる事はどなたでも知っている常識。ですが、しっかりと甘さを引き出すまで炒めてる方となると、その人数はかなり減少するのではありませんか?。玉葱はきつね色になるまでしっかりと炒めましょう。僕の場合は最低でも、20分から1時間、玉葱をしっかりと炒めます。もはやきつね色は通り越して飴色っぽくなります。炒めれば炒めるほど、カレーの仕上がりが甘くなりますよ(笑)。
最後に、可能な限り野菜の水分とコップ1杯の牛乳。水を極力使わない事により濃厚な味わいのカレーが出来上がります。味は辛くないですが、しっかりと汗が噴き出すので、体にカレーの刺激は伝わっているのでしょう。食後に妙な爽快感を感じられるのも、このカレーの特徴。辛いのが苦手なご家族がいらっしゃるご家庭。逆に、自分が辛いカレーが食べられない時。チキンと玉葱の甘味で辛さを押さえたカレーライスを作ってみては如何でしょうか?。