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立ったままで業務実行
座りっぱなしは寿命を縮めるそうな。代謝が悪くなり、心臓への負担も大きくなる。男性ならメタボが、女子は気になるヒップラインの劣化も引き起こす。椅子の代わりにバランスボールを使う事例もあるが、オフィスの中でバランスボールに座って仕事をする姿も….何かが違う気がする。そこで、カウンターテーブルにパソコン、タブレット、ケータイ、資料を持ち込んで作業してみた。もちろん立ったままの姿勢で。今回は、午前8時から午後6時までの間、立ったままでPC作業をしてみた結果をご紹介します。
立ったまま作業のメリット
空間が広く使える
椅子に座るよりも少ないスペースで作業が行えます。オフィス全体が立ったままで作業をすれば、今まで以上に空間を利用できます。ちなみに、この構想を提案したら、働く仲間全員の猛反対を受け、ナイスな構想は瞬時に消滅してしまいました。「昨日の敵は今日の友」の全く逆バージョンを久々に味わいました。
フットワークが軽くなり、作業効率アップ
椅子から立ち上がる動作が一切不要になった為、モノを取りに行ったり、誰かに相談したりする行動へのタイムラグと「立ち上がる」という精神的苦痛が無くなりフットワークが軽くなります。結果的に作業効率アップに繋がりました。
頭の回転が絶好調!
座ったままと立ったままとを比較してみるた場合、明らかに立ったままでの作業の方が体が目覚めているという実感が感じられます。普段訪れる睡魔もこの日は一切ありませんでした。逆に自分でも驚くほど活動的に働けました。
アイディアが浮かびやすい
頭の回転が良くなった事により、作業中にも別の考えをまとめる事が可能に。若い時は普通に出来ていた事ですが、アラフォー、アラフィフ世代にはかなり難しい作業だったので、この恩恵は大きいです。
肩こりの軽減
机の位置が低くなり、肩の位置が下がった効果でしょうか?。肩のこりで首をグルングルンと回した回数が大幅に減りました。従って、立ったままでの作業は首・肩への負担が減ったように感じられます。少なくとも、椅子に座っているより遥かに姿勢は綺麗です。
腰痛の軽減
長時間椅子に座りっぱなしだと腰が痛くなるのが僕の日常ですが、腰痛は起こりませんでした。
1日が長くなる?
体調が良くなり、脳がスムーズに働いていた為、集中力のアップに繋がった結果、いつもよりも作業時間が大幅に短縮されました。結果的に時間が余ってしまいました。余った時間は、明日、明後日の仕事の段取りに時間を回す事が出来、一日が長くなったようにも感じられました。
ダイエット効果への期待
立ったままで作業すると数分おきに足が勝手に動いています。また、常に体重移動を繰り返しているので基礎代謝は確実にアップ。大きなダイエットには繋がりませんが、確実に脂肪は燃焼されている筈(期待も込めて)。
立ったまま作業のデメリット
全てにおいて、何かをやらかそうとすればメリットもあればデメリットもあります。立ったまま作業のデメリットも当然ありました。
やっぱり足が痛くなった
立ち仕事に慣れていないせいもあり、夕方から足首に軽い痛みを感じました。休憩時間は椅子に座ることをお奨めします。
いつもよりもお腹が空く
上記「ダイエット効果への期待」で述べたとおり、基礎代謝は上がっているようです。今日は普段よりもお腹が空きました。これで食べなければ痩せられそうですが、夕ご飯は多めに食べてしまいました(笑)。
目立つ
立ったままで作業をする姿は、何だかんだ言っても目立ちます。今日は作業時間は短縮出来ましたが、人に話しかけられる頻度は以上に高くなりました。よって、恥ずかしがり屋さんには不向きかも?。
まとめ
立ったまま作業へは大きな可能性を感じました。頭の回転が早くなる事により、集中力とモチベーションが持続。結果的にお金では買えない時間を手に入れる事が出来ます。オフィスで毎日出来るかどうかは分かりませんが、家での作業はこれに限ると実感しました。効率よく仕事をしながら体力アップにも繋がる方法なので、立ったまま作業はオススメです。
こんなのが一台あったら便利なのに….(笑)。