下手の横好きで手打ちうどんを打ってみたくなった。小麦粉も買った、片栗粉も買った、出汁も買った、塩はある。水と塩と小麦粉を混ぜ、足でしっかり踏んで団子を作ると「うどん団子」が出来上がる。数時間、この団子を寝かせれば、伸ばして切るだけ!。だったが、家には麺棒が無かった….。
本場讃岐の姉御へ相談
うどんの本場に住む姉御へ、今の状況を説明し解決策を問うてみるとナイスな返事が帰って来た。
「サランラップの芯使いなっ!」
サランラップの芯は固くてうどんを伸ばすには手頃なんだそうだ。へぇ~っと感心していると、
「麺を伸ばすなら、食卓テーブルを使いなっ!」
次の指示がこれ。考えてみれば、うどんを伸ばす台など我が家には無い。そこで、テーブル全体を麺台として使うと麺生地が伸ばしやすいそうだ。生地を伸ばして折りたたんだら、まな板の上で麺を切る。まな板の上に濡れた布巾を敷くと素人手も綺麗に切れるという助言も頂いた。半信半疑ながら素直にやってみると、ちゃんと「うどん」になっていた。
もう、10数年以上も昔に伝授された方法だが今でも年に数回、息子とうどんを打って食べている。そんな我が家の自家製打うどん、お店のうどんよりも美味しく出来る場合が稀にあるのでチャレンジする価値は十分あります。ちなみに、高級な塩を使うと、うどんの腰と味が別物に代わりますよ(笑)。