2015年4月2日に放送されたアメトーーク春のゴールデン3時間SPスペシャル!『勉強しまくった芸人』の要約です。これから受験体制に入る学生さん、資格試験に挑む社会人さんのご参考になれば幸いです。
目次
高学歴芸人の勉強法
オリエンタルラジオ│中田敦彦(慶応大学)
眼帯勉強法はやってはいけない。
眼帯勉強法とは、勉強のために睡眠時間を極限まで削る事を目的とした勉強法。その方法は、2時間ずつ左右に眼帯を付け替え交互に右脳と左脳を休めるというもの。それにより脳は片方ずつ休息出来るため永久的に起き続けられるという推測からオリラジ中田が考案。これを実践した結果、体調を崩し病院へ。医師の診断の結果、
「脳に異常はないが、君は異常だ」
と言われる。中田本人も眼帯勉強法は危険なのでやらないように語っている。
勉強は時間では無く、『量より質』
眼帯勉強法の教訓を得て、オリラジ中田が到達した結論は勉強は時間では無く、『量より質』。
「1日何時間勉強すればいい?」「どうリフレッシュすればいい?」この質問をする人は危険だと言う。
睡眠時間を削っての勉強は逆効果。そこで、勉強を早朝3時かから6時までに集中して行う方法を推奨※1。これには3つの大きなメリットがある。
勉強は学校が終わった夕方から深夜に掛けて行われるのが一般的。この場合、最終的に睡魔との戦いとなり記憶の効率が悪くなる。逆にスーパー朝型に切り替えてしまえば、時間の経過と共に頭がどんどん冴え、脳のエンジンも掛かって来る。結果的に効率よく学習が出来る。
また、テレビやSNSなどからの誘惑が少ないというメリットも。誘惑が無いので勉強に集中できるのだ。
さらに早朝勉強法の場合、受験試験の始まる時間帯に脳のピークが迎えられるために試験中に脳がフル活動出来るため集中力がアップする※2。
本当のリフレッシュ法
受験勉強での本当のリフレッシュ法は、
「違う教科をやる事」
ゲーム、DVD、テレビ、SNSなどでリフレッシュを行うと勉強に帰って来れなくなる危険性が高い。
また、勉強のリフレッシュを別教科に変える事により行えるのなら、ずっと勉強し続けられる無限リフレッシュ状態に。
※1 午前3時から午前6時の時間帯は仕事のゴールデンタイムとも言われる時間帯で事務仕事をこの時間帯に行うと日中の8倍作業が進むと言われている。
※2 オリンピックや甲子園などのスポーツ界では試合時間にピークを迎えられるよう朝型が基本である。
オアシズ│大久保佳代子(千葉大学)
やってはならない暗記法
チェックシート&チェックペンを使うと、勉強が進むにつれて全てが消えてしまう。
日常会話の英語全てにアクセントを付ける
日常会話で使うカタカナ英語は全てアクセントを付けて話す。
ロザン│菅広文(大阪府立大学)
日本史は流れで覚える
4月に入り、気合で縄文、弥生時代はみんな覚えるがそれは間違い。日本史は流れで覚える。詳しくは「京大芸人式日本史」を読もう!。
ロザン│宇治原史規(京都大学)
スーパー暗記術
体を動かしながら覚える。宇治原の場合は歩きながら覚えた。
寝過ごさない眠り方
本を枕にして机で寝る。そうすれば、しんどくて起きられる。
宇治原の高校時代の成績が凄い!
高校2年時の通知表は音楽以外オール5。京大模試では全国2位(267点)の成績。ちなみに全国1位石川という人物。ぶっちぎりの341点での1位が話題に中心に。
覚えたい事柄を覚える勉強法
覚えたい事柄の問題を自分で作る。問題を作るためには膨大な予備知識が必要であり、自分で作った問題は忘れない。
田畑藤本│藤本淳史(東京大学)
何故東大から芸人に?
普通に就職した場合の自分の未来が見えた。でも、お笑いをした場合の自分の未来が見えなかったから。
授業中、ノートは取らない
授業中はノートは取らない。しかし、復習の為にはノートが必要。そこで、学年トップの肩書を生かし、友達にノートを借りる代わりに勉強を教えるという交換条件で問題解決。友達に勉強を教える事により、自分の勉強にもなるので効果は二倍。だが、自分の成績が良くなければ使えない方法でもある。
フルーツポンチ│村上健志(青山学院大学)
授業を集中して聞く
ノートを付けながら映画を観ても、頭に何も残らない。逆に言えば授業中にノートを取らなくても良いくらいだ。
やってはならない暗記法(大久保に被せて)
アンダーラインを使うと位置配列で覚えてしまうのであまり良くない。
レイザーラモンRG(立命館大学)
地理はあるあるで覚える
地理はあるあるで覚える。(トークのキレが悪かったです。)
棚橋弘至(立命館大学)
体力勝負!1日20時間勉強
体力のある体育会系は体力勝負で15時間~20時間。体力任せに勉強するのもあり。