世界終焉の音、世界の終りの音など呼ばれている「アポカリプティックサウンド」をご存じだろうか?
天空を轟かせる大きなラッパのようにも聞こえるサウンドは、
西洋人達にヨハネのラッパ吹きを容易く連想させた。
アポカリプティックサウンド(apocalyptic sounds)は黙示録的な音と直訳される。
終焉の音の動画は世界各地からYouTubeなどを通じて配信されている。
その一例をご紹介しよう。
目次
Strange sound in Kiev again Aug.11.11. Опять странный звук в Киеве 11.08.11
2011年08月11日にウクライナのキエフで撮影された動画。
アポカリプティックサウンドを聴くことが出来る。
再生時間が11分23秒と長時間なので存分に終焉の音を聴く事が出来る。
黙示録のラッパ吹き
アポカリプティックサウンドは、
皆さんの耳にはどんな音に聞こえたでしょうか?。
『ヨハネの黙示録』では神にラッパを与えられた天使が7回に渡りラッパを鳴らす。
最後のラッパが鳴った時、全ての封印が解かれ世界の終焉が訪れると一部では言われている。
その7つのラッパは
- 『ヨハネの黙示録』第8章7節にてラッパを鳴らす。
それにより雹や火を地上に降らし、地上の三分の一を焼き払う。 - 『ヨハネの黙示録』第8章8節にてラッパを鳴らす。
それにより海の三分の一を減らす。 - 『ヨハネの黙示録』第8章10節にてラッパを鳴らす。
それによりニガヨモギの星を川に落とし、地上の川の三分の一を毒にする。 - 『ヨハネの黙示録』第8章12節にてラッパを鳴らす。
それにより、昼の時間を三分の一に減らす。 - 『ヨハネの黙示録』第9章1節にてラッパを鳴らす。
それにより、アバドンを呼び出す。 - 『ヨハネの黙示録』第9章13節にてラッパを鳴らす。
それにより、ユーフラテス川の畔に繋がれている四人の御遣いを開放し、 地上の人間の三分の一を殺させる。 - 『ヨハネの黙示録』第11章15節にてラッパを鳴らす。
それにより神の支配を告げる。そしてキリスト教徒でない残りの地上の人間を滅ぼすため、雷や大地震を起こし、さらに大粒の雹を地上に降らす。
西洋人にとって、
永年に渡り心に刻み込まれた黙示録のラッパ吹き。
アポカリプティックサウンドまさに、
天空から巨大なラッパの音が鳴り響くようにも聞こえるのだ。
そんな彼らの不安は尋常では無いだろう。
これらを理解した上で、
もう一度、アポカリプティックサウンドを聴いてみる勇気、
アナタにはありますか?。
Youtubeでの動画の探し方
アポカリプティックサウンドとも終末の音とも呼ばれる現象は多数YouTubeにアップデートされている。
しかし、日本語での検索は極めて困難。
その為、検索キーワードに
- apocalyptic sounds(終焉の音)
- Strange sound(不思議な音・変な音)
を入れて探そう。
世界各国のアポカリプティックサウンド目撃動画を見る事が出来る。
初期の動画は信ぴょう性があるものの、
ブームが起こった後の動画は、
些か怪しいものも多々紛れ込んでいた。
中には巧妙な偽物も存在しているので注意が必要だ。
アポカリプティックサウンドの正体
アポカリプティックサウンド、
アポカリプティックサウンド現象と書いた方が科学的だろうか?。
終焉の音は古くから目撃例があるため、
この現象により世界が終わってしまう事は無いだろう。
アポカリプティックサウンドの正体は、
- オーロラなどの電磁波説
- 地下からの音説
など推測されているが、
実のところ全く分かっていない。
科学で説明がつかない為、
さらに世界の終焉の音として話が広がったのだ。
まとめ
アポカリプティックサウンドをYouTube動画で聴いてみたが、
僕には不快な音には聞えなかった。
別に鳴ってても良いんじゃい?。
そんな感覚すらあった。
「やりすぎコージー 都市伝説」でボチボチ取り上げそうだったので記事にしてみた。
さて、皆さん。
アポカリプティックサウンドが世界終焉の音に聞こえましたでしょうか?。
それとも、違う別の何かに聞こえたのでしょうか?。
少なくとも僕には巨大なラッパの音に聞こえました。