2015年2月1日に放送された駆け込みドクター(TBS)で、人食いバクテリアの話題が怖かったのでご紹介します。特に脇の甘いと自覚している人は一見も価値ありです(笑)。
目次
2014年の急増した人食いバクテリア
患者数は年々増加傾向
2014年は過去最多となる患者数を記録。
人食いバクテリア
一般的に言われている人食いバクテリアは、溶血性レンサ球菌と呼ばれる細菌の感染症。
正式名称は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」。
溶血性レンサ球菌は健康な人でも持っている
溶血性レンサ球菌は人の喉の粘膜や皮膚などに潜んでいる。
健康な人が持っている可能性もある。
溶血性レンサ球菌は通常はただいるだけ
溶血性レンサ球菌は本来、
ただいるだけ
悪さも何もしないが、ひとたび発症すると、
とんでもない病状を引き起こす。
何がトリガーとなって発病するのかは、
医学的に解明されていない。
感染しやすいのも特徴のひとつ
- ジュースの回し飲み(間接キッス)
- キス
などで簡単に感染してしまう。
チョットした傷口からも感染してしまう。
そんな感染のし易さも溶血性レンサ球菌の特徴だ。
感染経路の多くは喉や傷口からであり、対応策はうがい、手洗い、傷口の消毒。
患者数が多いのは?
患者数が多いのは30歳前後の女性。
特に妊娠している場合は、発症から24時間以内に死亡する例もあるため、
早急の対処が必要となる。
感染した場合の症状
初期症状
- 急激に熱が出る
- 体調が悪くなる
- 震える
- だるい
など、初期症状は風邪に似ている。
そのまま放置すると
- 皮膚・筋肉などの壊死(体が腐る)
- 激痛
- 多臓器不全
- 最悪の場合死に至る(致死率30%)
肌の薄いピンク色が激痛だったら注意!
「何となく手足が腫れているなぁ~….。」
「肌が薄いピンク色になっているだけなのに….」
そんな時、ものすごい激痛が走ったら即病院へ!。
たった数時間で症状が悪化する恐ろしい感染症なのです。
強い痛みが走ったら、すぐに病院へ!
これまで書いたように、
いつどこでも発症リスクの高い感染症です。
今までに感じた事の無い痛みがあれば、
すぐさま病院へ行きましょう!。
さらに詳しく
放送内で映し出された患者数グラフを見ると、
2010年頃からグラフの角度が急こう配になっています。
更に詳しく「劇症型溶血性レンサ球菌感染症 2006年(4月)~2010年(2012年3月23日現在)」で調べてみると地域別での情報が記載されている。
500例について、報告のあった都道府県別でみると、全ての都道府県から報告されており、東京都(67例)、愛知県(37例)、神奈川県(35例)、大阪府(31例)、兵庫県(29例)、埼玉県(27例)の順に多かった(図2)。人口10万人当たりに換算すると、島根県(1.12)、富山県(0.91)、滋賀県(0.71)、鳥取県(0.68)、徳島県(0.64)、香川県(0.60)の順に多かった。
テレビの内容を含め、
これらの情報から様々な憶測をする事も出来ます。
でも所詮、素人の浅知恵でしかありません。
ひとつ言えるとすれば、不特定多数の人と無闇やたらとキスしてたら命が危険だって事ですかね。
キスなんてものは、愛する人とだけするものですよ(笑)。