黒ニンニクは、我々がスーパーなどで購入している白ニンニクを一定の温度と湿度で20~30日ほど熟成させたニンニクです。白かったニンニクが文字通り真っ黒になるのが大きな特徴でビジュアル的にはイマイチですが、秘めたるパワーは相当なものです。ポリフェノール類の含有率の向上と共に、S-アリルシステイン(水溶性含硫アミノ酸)が新たに生成されます。結果的に、人体における抗酸化作用が期待されます。白かったニンニクは真っ黒になり見た目はイマイチですが、ニンニク臭が無くなる為、口臭や体臭を気にする事無く摂取出来るので女性も気楽に食べる事が出来ます。
目次
黒ニンニクの効用は?
黒ニンニクの抗酸化作用により、
- コレステロール低下
- 動脈硬化の改善
- 心疾患予防
- 癌予防
など、年齢と共に錆びついた体を改善してくれる効果に期待が持てる食材として注目されています。
黒ニンニクの相場(お値段)
黒ニンニク1玉の相場は500円ほどと言われています。
黒ニンニクは自分でも作れるの?
先ほど述べたように、黒ニンニクは一定の温度と湿度で約1ヶ月間熟成させる事によって作る事が出来ます。従って、白ニンニクを1ヶ月熟成させる環境があれば自宅でも作る事が可能です。この環境を整える為に炊飯器を使った方法が多く採用され、その方法が数多くインターネットで公開されています。ページの最後で黒ニンニクの作り方を分かりやすく説明した記事やYouTube動画をご紹介します。
炊飯器を使った黒ニンニクのざっくりとした作り方
- ニンニクを用意します。出来れば国産品が良いでしょう。
- 炊飯器にニンニクをそのまま入れてフタをします。
- 炊飯器をコンセントに繋ぎ、炊飯器の保温ボタンのスイッチを入れます。
- 毎日、ニンニクの天地をひっくり返します。(混ぜます)
- 20~30日間放置。
黒ニンニクの作り方は至ってシンプルです。
自作黒ニンニク作成のデメリット(問題点)
黒ニンニクの作り方は簡単ですが、大きく4つの問題点があります。
- 熟成中に発生するニンニク臭の問題。
- 炊飯器の電源の問題。
- 初期投資(専用炊飯器)の問題。
- 電気代の問題。
炊飯器の中での熟成とは言え、黒ニンニクになるまでの間の臭いは相当なようです。対策として、黒ニンニク専用の炊飯器を野外で熟成される方がほとんど。アパートやマンションでお住いの方は、臭い対策がネックになりそうですね。また、メーカーによっては炊飯器の電源が自動で切れるものもあるので注意が必要です(停電の心配も….)。また、熟成のコツを掴むまでは失敗の可能性も考慮する必要があるでしょう。
黒ニンニクを自分で作ってみた方々の記事&動画まとめ
実際に黒ニンニクを作って見られた方々のブログや動画を一覧にまとめました。作り方は簡単そうですが奥が深い自作黒ニンニクの世界。実際の作られた方々の記事は大変参考になりました。
- 黒ニンニクの作り方:kenharuの部屋
- 黒にんにく化成功!:自由へのとびら
- 黒にんにくを作ってみた:作ってみたり買ってみたり
- 熟成黒にんにく:レストランマノワ
- 黒ニンニクを作る:定年後の菜園日誌
- 超ローコスト 黒にんにくの作り方:有限会社 晴電社 小椋秀晴
- 黒ニンニク成功!:標高480mの窓からⅡ
- 手作り黒にんにく : loving PEEWEE
- 「黒にんにくの作り方」検索結果一覧:YouTube動画
20日~30日、早い場合でも二週間の日数を要するの黒ニンニク作り。健康にもよさそうですし、お友達にプレゼントすると喜ばれそうなので、趣味としては十分に楽しめそうですね(笑)。