日食、月食、スーパームーン、流星群などの天文イベントは普段の生活で空を見上げることの少ない現代人ですら心を躍らせる自然からの恩恵のひとつです。そこで、来年2015年から東京オリンピックが開催される2020年までの主な天文イベントを調べてみました。「スーパームーンに向かってお財布を振るとお金がたまる」というおまじないも今年はネットでも話題になったようです。そんなうんちくも含めながら今回は、今後5年間におこる天文イベントをご紹介します。
目次
2014年11月17日は「おうし座&しし座流星群」がダブルで見れる
11月17日は一夜にしておうし座流星群としし座流星群をみられます。叶えたい夢がある方、この日は今年最大の願い事を3回唱えるチャンス日です。
月は神秘の星
月は太陽と共に我々の日常生活に影響を及ぼす地球の衛星です。海の満ち引きは月に引力により引き起こされる現象ですし、その影響力は人間の精神状態にも及びます。満月の夜はアレやコレやと言われたりしますよね。満月と言えば月食現象や中秋の名月が有名ですが、近年では、地球と月との距離が一年を通して最も近くなるスーパームーン。逆に最も遠くなるミニマムムーン。1ヶ月の間に満月の日が2回あるブルームーンなど満月の楽しみ方は様々あります。これらの月にお財布をかざして振るとお金が貯まるという都市伝説もささやかれいます。月は肉眼で観測出来る天体ですからこれらのお月様をご家族で眺めながら語らうのも風流ですよね。
流星群は願い事のチャンス日
「流れ星が消えるまでに願い事を3回唱えると夢が叶う。」
昔から語り継がれる言い伝え。あまりにも有名過ぎるのでみなさんもご存知ですよね。しかし、突発的に出現し一瞬で消えてします流れ星に3回も願い事を唱えるなんて限りなく不可能だとも思われる。ならば、流星群の夜、流れ星を狙い撃ちしてみのはどうでしょうか?。多い時は1時間に数十個も星が流れるそうです。よって、流星群の日は願い事を唱えるチャンス日とも言えます。成功をお祈りします。
2015年におこる天文イベント
2015年01月04日:しぶんぎ座流星群(悪条件)
2015年04月04日:月の出後の東の空で皆既月食
お花見をしながら皆既月食が見られる珍しい日。午後7時頃から月が欠け始め、地球の影にすっぽりと月が入る食の最大の時刻は午後9時頃。小学生でもお花見をしならが月食観測が十分可能。
2015年07月02日/31日:ブルームーン
月が一番小さくなるブルームーン。いつもよりライトダウンした月明かりの夜。
2015年09月27日:中秋の名月
中秋の名月は1年で一番美しいとも言われる満月。翌日がスーパームーンという事もあってテレビなどで話題になりそうですね。
2015年09月28日:スーパームーン
スーパームーンの光に財布をかざすと金運がアップするそうです。月を見つけたらお財布の準備は忘れずに。
2015年12月15日:ふたご座流星群が好条件
この夜は流星観測に好条件が重なっています。少し寒いですが夜空を見上げてみては如何でしょうか?。
2016年におこる天文イベント
2016年:土星のリングの傾きが最大に
2016年03月09日:全国で部分日食
2016年05月31日:火星の大接近
2016年08月09日:伝統的七夕
2016年09月15日:中秋の名月
2016年11月14日:スーパームーン
2017年におこる天文イベント
2017年08月08日:部分月食
2017年10月10日:好条件下でアルデバランが月に隠される
2017年11月12日:好条件下でレグルスが月に隠される
※2017年はスーパームーンはありません。